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キッチンのシンク下から水漏れする原因は?応急処置と修理の判断基準

キッチンのシンク下から水漏れする原因と正しい対処法

キッチンのシンク下を開けたとき、収納している物や底が濡れている場合は、排水ホースや給水管などから水漏れしている可能性があります。

シンク下には、排水トラップ、排水ホース、給水管、給湯管、止水栓、蛇口の接続ホースなど、複数の設備が集まっているため、濡れている場所だけを見ても、水漏れが起こっている箇所をすぐに見つけられるとは限りません。

水を使ったときだけ水漏れする場合は、排水設備やシャワーホース、水を使っていないときも漏れ続ける場合は給水設備に原因がある可能性が高いです。

また、食洗機や浄水器を設置しているキッチンでは、それぞれの給排水ホースや接続部も確認が必要です。

シンク下の水漏れを放置していると、膨張、カビ、床材の腐食、集合住宅での階下漏水に繋がる恐れがあります。

まずはキッチンでの水の使用を止め、被害を広げないための応急処置を行いましょう。

この記事では、シンク下の水漏れに気づいたときにまずやること、漏水原因の確認方法、自分で行える応急処置、専門業者へ相談した方がよい症状について解説いたします。

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コラム監修者の石川隆之
監修者
石川隆之
自己紹介
2017年に株式会社ネクストイノベーション入社。現在は、現場の統括者として活躍中。豊富な経験・知識、確かな技術力で、水まわりのお悩み・お困りごとを迅速に解決します。
保有資格
給水装置工事主任技術者 / 排水設備工事責任技術者 / ガス可とう管接続工事監督者
コラムを読むと分かること
  1. シンク下の水漏れに気づいたときの応急処置
  2. 自分で対応できる範囲と専門業者へ相談する目安
  3. シンク下の水漏れを予防する方法

シンク下の水漏れに気づいたらまずやること

シンク下が濡れていることに気づいたら、すぐに修理を始めるのではなく、最初に収納している物や床への被害を抑えます。

水漏れの原因が給水側か排水側か分からない場合は、無理に水を流して確認しないようにしましょう。

キッチンでの使用を一時的に止める

まずは蛇口、食洗機、浄水器など、水が流れる設備を使用しないようにしましょう。

排水ホースや排水トラップから水が漏れている場合、蛇口を使うたびにシンク下へ水が流れ込みます。

排水管が詰まっている場合は、大量の水を流すことで接続部から汚水が溢れることもあります。

水漏れ箇所を確認するまで、洗い物や調理で水を使用するのは控えましょう。

シンク下の収納物をすべて取り出す

キャビネット内にある調理器具、洗剤、食品、清掃用品などを取り出します。

収納している物を残したままでは配管全体を確認できず、水が染み込んだ物からキャビネットへ再び水分が移ることもあります。

濡れた物は別の場所へ移し、十分に乾燥させてください。

収納物を取り出す際は、排水ホースや給水管へぶつけないよう注意して作業しましょう。

タオルやバケツで漏れた水を受ける

キャビネットの底に溜まった水をタオルや吸水シートで拭き取り、漏水(水が垂れている)箇所の下にバケツを置きます。

水漏れの量が多い場合は、タオルだけでは床板への浸水を防げません。

バケツで水を受けながら止水し、水道局指定工事店ひかり水道設備や他の専門業者へなるべくお早めに修理を依頼しましょう。

濡れた床は滑りやすいため、作業中の転倒にも注意してください。

給水側の水漏れが疑われる場合は止水栓を閉める

蛇口を使っていない状態でも水滴が出ている場合は、給水管、給湯管、止水栓などから水が漏れている可能性があります。

シンク下に水側とお湯側の止水栓がある場合は、漏れている側の止水栓を回して閉めます。

どちらから水が漏れているか分からない場合は、両方とも閉めてください。

止水栓が固くて回らない場合は、工具を使って力任せに無理に動かさないように注意してください。

劣化した止水栓へ強い力を加えると、本体や配管を破損させる恐れがあるためです。

止水栓で止まらない場合は水道の元栓を閉める

止水栓が見つからない、止水栓本体から水が漏れている、シンク下の止水栓を閉めても水漏れが止まらない場合は、水道の元栓を閉めます。

元栓を閉めると、キッチンだけでなく建物全体で水が止まります。

同居している方がいる場合は、元栓を閉める前に声をかけましょう。

集合住宅では、玄関横のメーターボックス内に元栓が設置されていることがあります。

戸建住宅では、敷地内の水道メーターボックス付近を確認しましょう。

漏水箇所と被害状況を記録する

水漏れ箇所、キャビネット内部、濡れた床を写真や動画で記録しておきます。

賃貸住宅で管理会社へ連絡するときや、火災保険などの保険適用が可能か確認するときに、発生時の状況が分かる資料として役立つこともあります。

記録した後は水分を拭き取り、どの部分から漏水しているか確認できる状態にしましょう。

水漏れが起こるタイミングから漏水原因を絞り込む

シンク下の水漏れは、どのときに濡れるかによって確認すべき箇所が変わります。

水漏れ箇所が見つからない場合は、蛇口を使用しているときと使用していないときの状態を比較しましょう。

蛇口を使ったときだけ漏れる場合

蛇口から水を出したときだけシンク下が濡れる場合は、排水設備または蛇口のシャワーホースが原因と考えられます。

主な確認箇所は次のとおりです。

排水設備を確認するときは、最初から大量の水を流さず、少量ずつ水を流しながら水が落ちる箇所を探します。

蛇口を使っていなくても漏れる場合

蛇口を使用していないのに水が漏れる場合は、常に水圧がかかっている給水側の設備を確認します。

給水管、給湯管、止水栓、蛇口へ繋がるホース、食洗機や浄水器の分岐部分などが主な確認箇所です。

ただし、以前使用した水が配管を伝って遅れて落ちている場合や、結露によって濡れている場合もあります。

一度全体を乾燥させ、新しい水滴が発生するか確認しましょう。

大量の水を流したときだけ漏れる場合

少量の水では問題がなく、シンクへ多くの水を流したときだけ漏れる場合は、排水管の流れが悪くなっている可能性があります。

油脂や食材カスによって排水管が狭くなると、水が流れきれず、排水ホースや接続部へ戻ってくることがあります。

シンクの水が引くまでに時間がかかる、ゴボゴボと音がする、排水口から臭いが上がるといった症状がある場合は、排水管詰まりも疑いましょう。

シャワー水栓を使った後に濡れる場合

引き出し式のシャワー水栓を使った後だけシンク下が濡れる場合は、シャワーホースやシャワーヘッドとの接続部分を確認します。

ホースに亀裂があると、蛇口を使用している間だけシンク下へ水が落ちます。

また、シャワーヘッド周辺から漏れた水がホースを伝って、キャビネット内へ水が入ることもあります。

水受け容器が設置されている場合は、位置がずれていないか、水が溜まりすぎていないかも確認してください。

雨天時やキッチン未使用時だけ濡れる場合

雨の日だけ濡れる場合や、給排水設備を止めても水が広がる場合は、キッチン設備以外が水漏れの原因となっている可能性があります。

壁内配管や床下配管からの漏水、外壁や窓まわりからの雨水侵入なども考えられます。

給水と排水のどちらにも異常が見つからない場合は、原因を決めつけず、弊社などの専門業者へ漏水調査を依頼しましょう。

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シンク下の水漏れ箇所を確認する方法

水は配管やホースの表面を伝って移動するため、濡れている場所と実際の漏水箇所が一致しないことがあります。

確認するときは、低い位置からではなく、シンクの裏側や接続部分など上部から順に調べます。

シンク下全体の水分を拭き取る

最初に配管、ホース、キャビネットの底に付いた水分を拭き取ります。

濡れたままでは、新たに発生した水滴と以前から残っていた水滴を区別できません。

乾いた状態にしてから観察すると、水漏れしている場所を見つけやすくなります。

接続部へ乾いたキッチンペーパーを当てる

配管の接続部やナット付近へ乾いたキッチンペーパーを当てると、少量の水漏れも確認しやすくなります。

確認する順番は、シンクの裏側、排水トラップ、排水ホース、給水管、止水栓のように、上から下へと進めます。

下側だけが濡れている場合も、上部から水が伝っていないか確認しましょう。

水を使わない状態で数分間確認する

すべての水分を拭き取った後、蛇口や食洗機を使用せずに数分間観察します。

給水管や止水栓の接続部から再び水滴が出る場合は、給水側の水漏れが疑われます。

水漏れ量が増えている場合は、そのまま観察を続けず、止水栓または元栓を閉めてください。

少量の水をシンクへ流す

水を使っていない時に水滴が付かない場合は、シンクへ少量の水を流し、排水設備を確認します。

水を流しながら、排水口の裏側、排水トラップ、接続ナット、排水ホースを順番に確認します。

少量でも水が溢れそうになる、排水速度が極端に遅い場合は、確認を中止しましょう。

シャワーホースを引き出して確認する

引き出し式水栓の場合は、シャワーホースをゆっくり引き出し、表面に亀裂や水滴がないか確認します。

ホースを引き出した状態と収納した状態の両方で水を出すと、曲がる部分にだけ発生している亀裂を見つけられることがあります。

無理にホースを引っ張ったり、ねじったりしないよう注意して確認ください。

電気設備の近くが濡れている場合は確認を中止する

食洗機の電源コード、コンセント、電気配線付近まで水が広がっている場合は、漏電や感電の恐れがあります。

濡れた手でプラグや電気設備に触れず、キッチンの使用を止めてください。

安全に操作できる位置に分電盤がある場合は、該当する回路を切ります。

判断が難しい場合は、自分で確認を続けず弊社などの専門業者へ相談しましょう。

排水口と排水トラップから水漏れする原因

シンクの排水口には、排水トラップと呼ばれる部品が取り付けられています。

水を流した時に排水口の裏側から水漏れする場合は、シンクと排水トラップの接続部分を確認しましょう。

排水口のパッキンが劣化している

シンクと排水トラップの間には、水が外へ漏れないようにパッキンが入っています。

経年劣化によってパッキンが硬くなる、変形する、ひび割れると、接続部分に隙間ができて水漏れが発生します。

排水口周辺から円を描くように水が広がる場合や、排水トラップの上部から滴る場合は、排水口のパッキンの劣化が疑われます。

排水トラップの固定部分が緩んでいる

排水トラップを固定するナットが緩むと、パッキンが十分に密着しなくなり、水漏れを起こすことがあります。

軽い緩みであれば締め直すこと修繕することもありますが、樹脂製のナットを工具で強く締めると、ナットや排水トラップを破損させる恐れがあるため、DIYする時は注意して行ってください。

ナットを締め直しても水漏れする場合は、パッキンの劣化や部品の変形が考えられます。

排水トラップ本体が破損している

排水トラップ本体にひび割れや変形がある場合は、パッキン交換やナットを締め直しても水漏れは止まりません。

収納物が繰り返しぶつかる、長期間使用して樹脂が劣化している、清掃時に強い力を加えるなどの理由で排水トラップが破損することがあります。

破損箇所を接着剤で固めるのではなく、適合する排水トラップへ交換する必要があります。

排水トラップの取り付け位置がずれている

排水トラップを清掃した後や、収納物が接触した後に水漏れが始まった場合は、排水トラップの取り付け位置がずれた可能性があります。

パッキンが斜めに入っていると、ナットを締めても隙間が残り水が漏れます。

分解が必要な場合や、メーカーが触れないよう指定している部分がある場合は、無理にDIY作業せず弊社など専門業者へ修理を依頼しましょう。

排水ホースと排水管の接続部から水漏れする原因

排水トラップから床下排水管までの間には、蛇腹状または直管状の排水ホースが使われています。

排水ホース周辺の水漏れは、ホース本体の破損だけでなく両端の接続不良でも発生します。

排水ホースに亀裂や穴がある

排水ホースは長年使用すると硬くなり、曲がっている部分に亀裂が生じることがあります。

収納物を強く押し込んだことや、清掃用品が繰り返し接触したことによって排水ホースに穴が開く場合もあります。

亀裂部分へ補修テープを巻けば一時的に水漏れを抑えられますが、今後安心して使用できる修理方法ではありません。

排水ホースに亀裂が入った時は、なるべくお早めに排水ホースを交換しましょう。

排水ホースの接続ナットが緩んでいる

排水トラップと排水ホースの接続部分から水が漏れる場合は、ナットの緩みや内部パッキンの劣化が考えられます。

ナットを締め直して修繕できる場合もありますが、斜めに取り付けられている状態で締めると、ねじ山や部品を傷める可能性があります。

水漏れが再発する場合は、接続部品やパッキンの交換が必要です。

排水ホースが床下排水管から抜けている

排水ホースが床下の排水管から外れていると、シンクから流した水がそのままキャビネット内部や床へ流れます。

排水ホースの周辺に大量の水が広がる場合は、差し込み部分を確認してください。

ホースを戻しても簡単に抜ける場合は、ホースの長さや固定方法が適切でない可能性があります。

防臭キャップが外れている・劣化している

排水ホースと床下排水管の隙間には、下水臭や害虫の侵入を防ぐための防臭キャップが取り付けられています。

防臭キャップが外れていると、排水ホースが安定せず、接続部分から水が漏れることがあります。

水漏れと同時に下水のような臭いがする場合は、防臭キャップの状態も確認しましょう。

防臭キャップを交換する場合は、排水ホースと排水管の口径に合った部品が必要です。

給水管・給湯管・止水栓から水漏れする原因

給水側の設備には常に水圧がかかっているため、キッチンを使っていない時でも水漏れすることがあります。

漏水の量が少なくても、長時間続けば床やキャビネットへ大きな被害を及ぼす可能性があります。

接続ナットやパッキンが劣化している

給水管や給湯管と蛇口の接続部分には、ナットとパッキンが使われています。

ナットの緩みやパッキンの硬化によって隙間ができると、水滴が継続的に発生します。

接続部を乾燥させても同じ場所に水滴が付く場合は、部品交換を検討しましょう。

給水ホースや給湯ホースが破損している

蛇口へ繋がるホースに亀裂や腐食があると、ホース本体から水が漏れます。

給水ホースは水圧を受けているため、小さな傷から漏れていた水が急に増えることもあります。

テープで覆って使い続けるのではなく、止水してホースを交換する必要があります。

止水栓本体が劣化している

止水栓のハンドル部分、軸、配管との接続部から水が漏れることがあります。

止水栓を閉めても水漏れが止まらない場合は、止水栓本体より手前で水を止める必要があります。

水道の元栓を閉め、弊社などの専門業者へ修理を依頼してください。

古い止水栓は内部が固着している場合があるため、力任せに回さないようにしましょう。

給水管や給湯管が腐食している

金属製の配管にサビ、変色、膨らみなどがある場合は、経年劣化が進んでいる可能性が高いです。

腐食した配管は、外から見える箇所以外でも薄くなっていることがあります。

水が漏れている部分だけを覆うのではなく、配管の状態に応じて補修または交換を検討します。

蛇口やシャワーホースが原因の水漏れ

シンク下が濡れていても、原因がキャビネット内の配管とは限りません。

蛇口から漏れた水がホースや天板の裏側を伝って、シンク下へ水が落ちている場合があります。

引き出し式シャワーホースが破損している

引き出し式シャワーホースは、使用するたびに曲がったり伸びたりします。

長年の使用によって屈曲部分が傷むと、蛇口を使用しているときだけホース表面から水が漏れます。

部品の製造が終了していなければホース交換で修繕できる場合がありますが、蛇口が古い場合は蛇口本体の交換をおすすめします。

シャワーヘッドとの接続部から漏れている

シャワーヘッドとホースの接続部に緩みやパッキンの劣化があると、水がホースの外側を伝ってシンク下へ流れます。

シンク上では水漏れが目立たなくても、キャビネット内のホースを確認すると水滴が付いていることがあります。

接続部を調整しても水が漏れる場合は、部品の交換が必要です。

水受け容器がずれている・満水になっている

シャワーホースの下に水受け容器が設置されている場合、位置がずれているとホースを伝った水を受けられません。

容器内に水が溜まりすぎている場合は、キャビネット内へ水がこぼれることがあります。

水受け容器を空にして正しい位置へ戻し、その後も水が溜まり続ける場合は、蛇口やホースの水漏れを点検しましょう。

蛇口の根元から水が入り込んでいる

蛇口の根元がぐらついている、パッキンが劣化している、天板と隙間が開いている場合は、水はねがシンク下へ入り込むことがあります。

蛇口を使うたびに根元へ水が溜まり、その水が少しずつキャビネット内へ落ちるため、漏水箇所を見つけにくい場合があります。

蛇口の固定やパッキン交換が必要な場合は、製品に合った方法で修理します。

シンク本体や天板から水漏れする原因

配管に異常がなくても、シンク本体や周囲の接合部から水が漏れることがあります。

特に、水をシンク内へ溜めたときや、天板へ水がかかったときにだけ漏れる場合は、シンク周辺を確認しましょう。

シンクと天板の隙間が劣化している

シンクと天板の接合部には、水が内部へ入らないようシール材やコーキングが使用されています。

シール材が剥がれたりひび割れたりすると、天板上の水が隙間からキャビネット内部へ流れます。

古いシール材の上から重ねるだけでは十分に密着しないことがあるため、状態に応じた打ち替えが必要です。

ステンレスシンクに腐食や穴がある

ステンレスシンクでも、長年の使用や塩分、薬品などの影響で腐食することがあります。

小さな穴の場合は水滴程度でも、徐々に穴が広がると漏水量が増えます。

補修できるか、シンク本体の交換が必要かは、穴の位置や腐食範囲によって判断します。

人造大理石シンクに亀裂がある

人造大理石のシンクは、強い衝撃や急激な温度変化などによって亀裂が入ることがあります。

細い亀裂は目立ちにくいものの、水を溜めたときに裏側へ染み出すことがあります。

亀裂の長さや深さによって、補修またはシンク交換が必要です。

排水口周辺が変形している

排水口周辺が変形していると、パッキンとシンクが密着しません。

この場合は、パッキンを交換しても水漏れが改善しないことがあります。

排水口の変形や腐食が広がっている場合は、シンク本体の修理または交換を検討します。

排水管の詰まりがシンク下の水漏れを引き起こすことも

排水ホースや接続部分に破損がなくても、排水管の詰まりによって水漏れを起こすことがあります。

排水がスムーズに流れず、接続部分へ戻ってきた水が隙間から漏れるためです。

食洗機や浄水器から水漏れする原因

食洗機や浄水器を設置している場合は、キッチン本体だけでなく給排水設備も確認します。

製品ごとに構造や止水方法が異なるため、無理に分解しないように注意してください。

食洗機の給水ホースから漏れている

食洗機へ水を送る給水ホースや分岐部分には、水圧がかかっています。

接続ナットの緩み、パッキンの劣化、ホースに破損があると、食洗機を使用していない時も水漏れすることがあります。

給水側から漏れている場合は、専用の止水栓または水道の元栓を閉めましょう。

食洗機の排水ホースから漏れている

食洗機の運転中や排水時だけ水漏れする場合は、排水ホースの亀裂や接続不良が考えられます。

排水ホースが折れ曲がっていたり、排水管が詰まっていたりすると、正常に排水されず接続部から漏れることもあります。

電気部品やコンセント周辺が濡れている場合は、食洗機の使用を中止してください。

浄水器の接続部から漏れている

ビルトイン浄水器では、カートリッジ、ホース、分岐接続部などから水漏れすることがあります。

カートリッジ交換後に水漏れが始まった場合は、取り付け位置や締め付け状態を確認しましょう。

製品の取扱説明書に記載された範囲を超えて分解せず、改善しない場合はメーカーや修理業者へ相談しましょう。

シンク下の結露と水漏れを見分ける方法

シンク下の配管に水滴が付いている場合、必ずしも配管が破損しているとは限りません。

湿度が高い時期には、冷たい給水管やシンクの裏側に結露が発生することがあります。

配管全体に細かな水滴が付く場合は結露の可能性がある

結露は、特定の接続部だけでなく、冷たい配管の表面へ広く細かな水滴が付く傾向があります。

扉を開けて換気し、水分を拭き取った後に改善する場合は、結露の可能性があります。

ただし、結露が続けばキャビネットや収納物を傷めるため、通気性を確保しましょう。

同じ接続部分から水滴が出る場合は水漏れを疑う

水分を拭き取っても、同じナットや接続部分から繰り返し水滴が出る場合は、水漏れが疑われます。

キッチンを使用していない状態でも水滴が発生する場合は、給水側の設備を確認しましょう。

水が配管を伝っている場合は、濡れている場所よりも上部に原因がある可能性が高いです。

床板の膨張やカビがある場合は点検を依頼する

キャビネットの底が膨らんでいる、黒ずみやカビがある、湿った臭いが続く場合は、長期間水分が残っている可能性があります。

結露か水漏れか判断できない状態で使用を続けず、弊社などの専門業者による点検を検討してください。

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自分で行えるシンク下の水漏れの応急処置

自分で行う作業は、被害を一時的に抑えるための応急処置にとどめます。

給水管や排水トラップなどを分解する作業は、部品の破損や再接続後の水漏れに繋がる可能性があります。

排水ホースの小さな亀裂を補修する

排水ホースに小さな亀裂があり、交換まで時間がかかる場合は、補修テープで一時的に水漏れを抑えられることがあります。

ホース表面の水分と汚れを拭き取り、亀裂部分を覆うようにテープを巻きます。

補修後も必要最低限の使用にとどめ、なるべくお早めの排水ホースを交換をおすすめします。

抜けた排水ホースを元の位置へ戻す

排水ホースが床下排水管から抜れている場合は、排水管の位置へまっすぐ差し戻します。

防臭キャップがある場合は、隙間ができないように正しい位置へ戻してください。

すぐに抜ける、ホースが短い、接続部が変形している場合は、部品交換や固定方法の見直しが必要です。

キャビネット内部を乾燥させる

水漏れを一時的に止めた後は、キャビネット内の水分を十分に拭き取ります。

扉を開けて換気し、濡れた収納物も別の場所で乾燥させましょう。

床板に水が染み込んでいる場合は、表面が乾いても内部に水分が残っていることがあります。

変色や膨張が進行する場合は、内装の点検も検討しましょう。

シンク下の水漏れで避けたい対処法

水漏れを止めようとして誤った作業をすると、漏水の量が増えたり、修理が難しくなったりすることがあります。

給水を止めずに配管を外す

給水管や給湯管には水圧がかかっています。

止水しないままナットやホースを外すと、水が勢いよく噴き出し、床や階下へ被害が広がる可能性があります。

給水側の部品へ触れる前には、必ず止水栓または水道の元栓を閉めます。

ナットを強く締めすぎる

ナットから漏れている場合でも、強く締めれば必ず直るわけではありません。

樹脂製のナットや排水トラップは、過度な締め付けによって割れることがあります。

パッキンが変形し、かえって水漏れが悪化する場合もあります。

固着している部品や変形した部品は、力任せに動かさないようご注意ください。

配管や接続部を接着剤で固める

水漏れ箇所へ接着剤を塗ると、後から部品を取り外せなくなることがあります。

水圧や排水に耐えられず、短期間で再び水が漏れる可能性もあります。

接着剤で隙間を埋めるのではなく、原因となっているパッキンや部品を交換しましょう。

補修テープだけで使用を続ける

補修テープは、排水ホース交換までの一時的な対処です。

テープの内側で亀裂が広がったり、見えない箇所から水が漏れ続けたりする可能性があります。

水漏れが止まっているように見えても、本格的な修理を行う必要があります。

原因確認のために大量の水を流す

排水管が詰まっている場合、大量の水を流すと接続部やシンクから汚水が溢れる可能性があります。

確認する時は少量ずつ水を流し、水位や漏水量が増えた時点で中止してください。

業者へ相談した方がよいシンク下の水漏れ

応急処置で一時的に水を止められても、原因によっては部品交換や配管修理が必要です。

次のような場合は、自分で分解せず弊社などの専門業者へ相談しましょう。

水漏れしている場所を特定できない

水が複数の配管を伝っている、壁や床の隙間から水漏れしている場合は、目視だけで漏水原因を特定できないことがあります。

壁内配管や床下配管からの漏水も考えられるため、専門的な漏水調査が必要です。

給水管・給湯管・止水栓から漏れている

給水側の設備は、破損が進むと漏水量が急に増える可能性があります。

止水栓または水道の元栓を閉めたうえで、なるべくお早めに修理を依頼してください。

排水トラップやシンク本体が破損している

排水トラップのひび割れやシンク本体の穴は、ナットを調整しても改善しません。

メーカーやキッチンの仕様に合った部品を確認し、交換または補修する必要があります。

床板が膨らんでいる・変色している

キャビネットの底板やキッチン周辺の床が膨らんでいる場合は、長期間水が染み込んでいる可能性があります。

水道設備の修理だけでなく、床下の乾燥や内装補修が必要になることもあります。

電気設備の周辺まで濡れている

食洗機、コンセント、電源コードなどの周辺が濡れている場合は、感電や漏電の危険があります。

濡れた電気設備へ触れず、キッチンや食洗機の使用を中止してください。

集合住宅で階下への影響が疑われる

床下へ水が入り込んでいる場合は、階下の天井や壁へ漏水する可能性があります。

管理会社へ緊急性を伝え、修理業者の手配と階下への確認を依頼しましょう。

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業者が行うシンク下の水漏れ修理

専門業者は、給水側、排水側、蛇口側を順番に確認し、漏水箇所に合った修理を行います。

水漏れ箇所を調査する

水の使用時と未使用時の状態を比較し、どの設備から水が漏れているかを確認します。

必要に応じて、シンクの裏側、床下配管、屋外排水桝まで点検し、排水詰まりや見えない場所の漏水も調べます。

パッキンや接続部品を交換する

接続部分の水漏れでは、パッキン、ナット、アダプターなどを交換します。

排水口用と配管接続用ではパッキンの形状や役割が異なるため、設置されている部品に適合するものを使用します。

排水トラップや排水ホースを交換する

ひび割れ、変形、硬化がある場合は、排水トラップや排水ホースを交換します。

床下排水管との接続部では、防臭キャップや固定状態も確認し、水漏れと下水臭の再発を防ぎます。

給水管・給湯管・止水栓を修理する

給水側の水漏れでは、接続部の調整、ホース交換、配管補修、止水栓交換などを行います。

作業後は止水栓を開けて、各接続部分から水が漏れていないか確認します。

蛇口やシャワーホースを修理・交換する

シャワーホースや蛇口内部品を交換できる場合は、必要な箇所の部品交換して修理します。

製品の使用年数や部品供給状況によっては、蛇口本体の交換を提案することもあります。

排水管の詰まりを除去する

排水詰まりが漏水の原因の場合は、症状に応じて薬剤、ワイヤー、トーラー、高圧洗浄などを使用して詰まりを解消します。

屋外排水桝や床下排水管まで詰まりが広がっている場合は、排水経路全体を洗浄します。

シンク下の水漏れ修理料金が変わる要因

シンク下の水漏れ修理にかかる料金は、水漏れ箇所や交換部品、作業範囲によって異なります。

水漏れしている箇所

排水口のパッキン交換と、床下配管の補修では、必要な部品や作業時間が異なります。

水漏れ箇所を特定できない場合は、修理とは別に漏水調査が必要になることもあります。

交換する部品

パッキンのみで直るのか、排水トラップ、排水ホース、止水栓、蛇口などを交換するのかによって使用する部品で料金が変わります。

メーカー専用部品の取り寄せが必要な場合は、後日の施工になることがあります。

排水詰まりを伴っているか

排水管詰まりが水漏れを引き起こしている場合は、部品交換や調整だけでは改善しません。

詰まりの程度に応じて、薬剤作業、ワイヤー作業、高圧洗浄などの費用が加わります。

作業場所と配管の状態

シンク下の作業スペースが狭い、配管が腐食・固着している、食洗機や収納設備の取り外しが必要といった場合は、作業内容が増えることがあります。

正式な料金は、現地で水漏れ箇所と設備の状態を確認したうえで決まります。

作業前に、修理内容と追加費用が発生する条件を確認しましょう。

シンク下の水漏れを放置するリスク

少量の水漏れでも、毎日続けばキャビネットや床へ水分が蓄積します。

見える範囲を拭くだけで済ませず、原因を解消することが重要です。

キャビネットが膨張・腐食する

木製の底板へ水が染み込むと、表面が膨らんだり剥がれたりします。

変形が進むと収納物を置けなくなり、キャビネット自体の交換が必要になる場合があります。

カビや悪臭が発生する

湿った状態が続くシンク下は、カビが繁殖しやすい環境です。

カビや湿気の臭いが収納物や食品へ移ることもあります。

修理後は水分を十分に拭き取り、乾燥と清掃を行いましょう。

床材や床下が傷む

キャビネットから床へ水が流れると、フローリングや下地材が変色・腐食する可能性があります。

床が浮く、沈む、柔らかくなるといった症状がある場合は、水道修理に加えて内装補修が必要になることもあります。

集合住宅では階下漏水に繋がる

床下へ入り込んだ水が階下まで達すると、天井や壁紙、家具などへ被害を与える可能性があります。

被害が広がる前に止水し、管理会社へ連絡してください。

漏電や電気設備の故障に繋がる

食洗機やコンセントへ水がかかると、故障だけでなく感電や火災の原因になる恐れがあります。

電気設備周辺の水漏れは、設備に触れず安全を優先して対応しましょう。

賃貸住宅でシンク下から水漏れしたときの対応

賃貸住宅で水漏れが発生した場合は、被害を抑える応急処置を行った後、管理会社または大家さんへ連絡します。

止水栓や元栓を閉め、収納物を移動し、濡れた場所を拭き取りましょう。

連絡時には、次の内容を伝えると状況を共有しやすくなります。

管理会社指定の修理業者が決められている場合があるため、自己判断で設備を交換する前に手配方法を確認してください。

修理費用の負担は、水漏れの原因や賃貸借契約の内容によって異なります。

経年劣化による設備不良なのか、入居者の使用方法による破損なのかを確認したうえで判断されます。

シンク下の水漏れを予防する方法

シンク下の設備を定期的に確認し、配管や排水ホースへ負担をかけないことで、水漏れを発見・予防しやすくなります。

収納物を詰め込みすぎない

収納物を詰め込みすぎると、排水ホースや給水管へ物が当たり、ずれや破損に繋がります。

配管の周囲には余裕を持たせ、点検できるスペースを残しましょう。

キャビネット内部を定期的に確認する

シンク下を定期的に開け、水滴、変色、カビ、臭いがないか確認します。

少量の漏水は、床が濡れる前に接続部分の水滴として現れることがあります。

排水口へ油や食材カスを流さない

油脂や食材カスは排水管内に堆積し、詰まりや逆流の原因になります。

調理器具や食器の油は紙などで拭き取ってから洗い、排水口のゴミ受けをこまめに清掃しましょう。

排水の流れが悪い状態を放置しない

以前より排水が遅い、ゴボゴボ音がする、臭いが上がる場合は、排水管が詰まりかけている可能性があります。

接続部から水が溢れる前に、排水口や排水管を点検しましょう。

蛇口やシャワーホースを定期的に確認する

蛇口の根元、シャワーホース、水受け容器に水滴や異常がないか確認します。

シャワーホースを無理に引っ張らず、収納時にほかの配管へ引っ掛からないよう注意してください。

シンク下の水漏れは床へ被害が広がる前に対処しよう

シンク下の水漏れに気づいたら、最初にキッチンでの水の使用を止め、収納物を移動して漏れた水を拭き取ります。

キッチンを使っていない状態でも漏れる場合は給水管や止水栓、水を流したときだけ漏れる場合は排水トラップや排水ホースなどが原因として考えられます。

排水ホースの補修テープなどで一時的に水を止められても、それだけでは本修理になりません。

破損した部品を使い続けると、再び水漏れする可能性があります。

水漏れ箇所を特定できない、給水設備から漏れている、キャビネットや床が傷んでいる場合は、自分で分解せず弊社などの専門業者へ相談しましょう。

床や階下へ被害が広がる前に、なるべくお早めに対応することをおすすめします。

キッチンやシンク下の水漏れは、ひかり水道設備へご相談ください

ひかり水道設備では、キッチンのシンク下で発生した水漏れの原因を現地で確認し、必要な修理をご提案しています。

排水ホース、排水トラップ、給水管、給湯管、止水栓、蛇口のシャワーホースなどを確認し、給水側・排水側・蛇口側のどこから水が漏れているかを切り分けます。

排水管の詰まりによって水漏れしている場合は、配管の状態に応じて詰まり除去や高圧洗浄などをご案内します。

弊社では、下請け業者へ任せず、正社員のスタッフが対応しています。作業を始める前に、必要な作業内容と料金を分かりやすくご説明し、お見積もりにご納得いただいてから作業を進めます。

キッチンのシンク下の水漏れや原因の分からないキッチンでの漏水にお困りの際は、水道局指定工事店ひかり水道設備へご相談ください。

よくあるご質問

シンク下から水漏れしたら最初に何をすればよいですか?

キッチンの使用を止め、シンク下の収納物を取り出してください。漏れた水をタオルで拭き取り、バケツなどで水を受けます。蛇口を使っていない状態でも漏れている場合は、シンク下の止水栓を閉めます。止水栓で止まらない場合や場所が分からない場合は、水道の元栓を閉めましょう。

キッチンの止水栓はどこにありますか?

一般的には、シンク下にある給水管と給湯管の途中に設置されています。ハンドル式、マイナスドライバー式など、止水栓の形状は設備によって異なります。見つからない場合や、固くて回らない場合は無理に操作せず、水道の元栓を閉めて弊社へお問い合わせください。

水を使っていないのにシンク下が濡れる原因は何ですか?

給水管、給湯管、止水栓、蛇口へつながるホースなどから漏れている可能性があります。これらの設備には常に水圧がかかっているため、キッチンを使っていないときも水漏れすることがあります。結露や、以前使用した水が遅れて落ちている場合もあるため、一度全体を乾燥させてから確認しましょう。

排水ホースの水漏れは自分で修理できますか?

床下排水管から抜れた排水ホースを戻す、小さな亀裂へ補修テープを巻くといった応急処置は行える場合があります。ただし、補修テープは一時的な対応です。ホースが劣化・破損している場合は、適合する排水ホースへの交換が必要です。

シンク下の結露と水漏れはどう見分けますか?

給水管の表面全体に細かな水滴が広がっている場合は、結露の可能性があります。一方、特定のナットや接続部分から繰り返し水滴が出る場合は、水漏れが疑われます。判断するときは、一度水分を拭き取り、キッチンを使用していない状態と使用した状態を分けて確認してください。

シンク下の水漏れを放置するとどうなりますか?

キャビネットや床材の膨張・腐食、カビ、悪臭、収納物の汚損につながる可能性があります。集合住宅では床下へ入った水が階下へ漏れ、天井や壁、家財へ被害が及ぶ恐れがあります。

賃貸住宅で水漏れした場合はどこへ連絡すればよいですか?

応急処置を行った後、管理会社または大家さんへ連絡してください。管理会社指定の修理業者が決められている場合があります。無断で排水トラップや蛇口などを交換すると、費用負担が複雑になる可能性があるため、管理会社または大家さんへ確認しましょう。

シンク下の水漏れ修理にはいくらかかりますか?

修理料金は、水漏れ箇所、交換部品、排水詰まりの有無、作業スペースなどによって異なります。パッキン交換だけで改善する場合もあれば、排水トラップ、排水ホース、止水栓、蛇口などの交換が必要になる場合もあります。弊社では無料見積もりを実施しております。お気軽にお問い合わせください。

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今回は、「キッチンのシンク下から水漏れする原因は?応急処置と修理の判断基準」についてご紹介しました。
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監修者の石川隆之
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